牧草の種類 2.オーチャードグラスの特性と品種 オーチャードグラスは、北海道から九州の高標高地までの広い地域で基幹草種として利用されている牧草です。採草利用や放牧利用、兼用利用されており、北海道ではチモシーに次いで多く利用されています。オーチャードグラスはチモシーよりも刈取り後の再生力に... 牧草の種類
草地更新 1.フロストシーディング 牧草の播種適期は大きく分けて4~5月までの春播き、8~9月上旬にかけての夏播きがあります。この時期は牧草が発芽・定着しやすく、その後の越冬が可能な時期にあたります。 フロストシーディングは牧草種子の発芽適温より気温が下がり、霜柱(フロスト)... 草地更新
都府県版 牧草の種類 4.アルファルファの利用方法と栽培(都府県版) (1)アルファルファの利用方法①単播で利用する場合 アルファルファは肥沃で排水が良く、かつ、アルカリ性の土壌を好みます。播種前に土壌分析を行い、必要に応じて土壌改良を行います。また、播種後の雑草との競合を最小限に抑えるためにグリホサート系の... 都府県版 牧草の種類
アルファルファの栽培と管理 1.アルファルファ草地の土壌改良と種子設計 アルファルファの原産地は中央アジアであり、ヨーロッパ、ロシアへ広がった集団とシルクロードから中国へ伝播した集団があります。その過程で淘汰され、その地域に適した在来種が確立しました。中国までは地続きであるために早くから伝えられ栽培されましたが... アルファルファの栽培と管理
芝生の造成 3.寒地型芝生の維持管理 芝生管理は、施肥から始まります。施肥をすると生育が促進され、病害罹病の予防になります。施肥をすると草丈が伸びるため、刈取りを行います。芝生は刈取られることで密度が高まり、雑草侵入の予防になります。刈取りをすると養分が少なくなるため、また新た... 芝生の造成
草地管理 3.地下茎型イネ科雑草「シバムギ」の生育特性と防除方法 シバムギはリードカナリーグラスと並んで草地の強害イネ科雑草に挙げられています。両者とも地下茎により繁殖するため、横に広がることによって除々に草地を優占していきます。更に、草地更新時に機械により根が分断され、増殖する特性を持っています。 リー... 草地管理
牧草の種類 5.アカクローバの特性と品種 アカクローバは越冬性に優れ、アルファルファよりも土壌環境を選ばずに栽培できるため、北海道において広く利用されているマメ科牧草の一つです。利用用途としては、採草目的でチモシーやオーチャードグラスと混播して利用されています。(1)アカクローバの... 牧草の種類
草地管理 2.牧草の施肥方法 (1)更新時の施肥 播種時の肥料はリン酸を多めに施用し根の発育を促進させ、窒素、カリは雑草の生育を促進させるために少なめですが、発芽後の生育が緩慢で葉色が淡くなり、病害が発生するようであれば、追肥用の肥料を施用します。更新方法により施肥量や... 草地管理
芝生の造成 1.芝生の草種・品種 (1)芝生とは 地球上に存在するイネ科植物は、約600属5,000種が知られています。このうち芝生に利用されている「芝草」は約50草種であり、さらに国内で利用されているものは約20草種です。 芝草は適応地域によって、「暖地型芝草」と「寒地型... 芝生の造成
都府県版 草地更新 1.草地更新手法の選択(都府県版) 草地更新には、除草剤散布によって既存植生を枯殺させ、プラウ耕起等を行って牧草を播種する完全更新と、完全更新の工程を一部省いた簡易更新の2種類があります。いずれの手法で草地を‘若返らせるか’は草地の状況と土地条件を把握することが重要です。以下... 都府県版 草地更新
アルファルファの栽培と管理 2.アルファルファ草地の播種時期と雑草対策 (1)播種時期と雑草対策 播種時期は地域により異なりますが、4月下旬から8月一杯が播種可能な期間です。雑草対策の面及び越冬性から考えると、8月頃の播種が適期ですが、土壌凍結が厳しい地域では7月中の播種が推奨されています。春播種は、雑草が落ち... アルファルファの栽培と管理