牧草

牧草の種類

6.シロクローバの特性と品種

シロクローバは、本来は中性で肥沃な土壌を好みますが、アカクローバと同様に多少の不良環境でも生育しやすいため、北海道において広く利用されているマメ科牧草の一つです。シロクローバの用途は広く、アカクローバやアルファルファは採草にしか利用されませ...
牧草の種類

7.アルファルファの特性と品種

アルファルファはたん白質やミネラル含量が高く、また嗜好性が優れることから、アメリカを中心に世界中で広く利用されている多年生マメ科牧草の一つです。6月下旬頃に開花始を迎えます。日本では多くのアルファルファ乾草が海外から輸入されており、高泌乳牛...
都府県版 草地更新

3.簡易更新(都府県版)

耕起作業がないためコストと作業時間をセーブし、翌春の1番草収量が維持できます。(1)成功のポイント①強害雑草が少ない圃場を選択します。②2、3番刈りを8月下旬に行い播種前の掃除刈りは省きます。③刈取り直後に播種を行います(既存牧草の再生前に...
都府県版 牧草の種類

4.アルファルファの利用方法と栽培(都府県版)

(1)アルファルファの利用方法①単播で利用する場合 アルファルファは肥沃で排水が良く、かつ、アルカリ性の土壌を好みます。播種前に土壌分析を行い、必要に応じて土壌改良を行います。また、播種後の雑草との競合を最小限に抑えるためにグリホサート系の...
放牧

1.放牧装置の混播例

放牧地の混播設計は地域の気象条件や放牧地の利用方法(放牧専用地、兼用地、利用回数など)により決める必要があります。各草種の特性一覧を表 1-1に示しました。また、放牧地の混播設計については様々ありますが、当社が推奨する混播例①~③を以下に示...
アルファルファの栽培と管理

2.アルファルファ草地の播種時期と雑草対策

(1)播種時期と雑草対策 播種時期は地域により異なりますが、4月下旬から8月一杯が播種可能な期間です。雑草対策の面及び越冬性から考えると、8月頃の播種が適期ですが、土壌凍結が厳しい地域では7月中の播種が推奨されています。春播種は、雑草が落ち...
草地更新

3.採草地の混播例

良質な自給飼料を生産するには草地管理やサイレージ調製の技術が大切ですが、品種の選定や利用目的、栽培条件にあった混播組み合わせを考えることも大切なポイントの一つです。牧草の混播設計は気候条件や利用方法によって様々ですが、当社が推奨する混播例を...
牧草の種類

3.ペレニアルライグラスの特性と品種

ペレニアルライグラスは放牧適性が最も優れる牧草であり、北海道や東北地方、本州の高標高地が栽培適地です。特に、北海道(道東を除く)では集約放牧の主体草種としても利用されています。また、近年の北海道では、チモシーやオーチャードグラスを主体とした...
アルファルファの栽培と管理

1.アルファルファ草地の土壌改良と種子設計

アルファルファの原産地は中央アジアであり、ヨーロッパ、ロシアへ広がった集団とシルクロードから中国へ伝播した集団があります。その過程で淘汰され、その地域に適した在来種が確立しました。中国までは地続きであるために早くから伝えられ栽培されましたが...
芝生の造成

1.芝生の草種・品種

(1)芝生とは 地球上に存在するイネ科植物は、約600属5,000種が知られています。このうち芝生に利用されている「芝草」は約50草種であり、さらに国内で利用されているものは約20草種です。 芝草は適応地域によって、「暖地型芝草」と「寒地型...
芝生の造成

2.芝生の造成方法

芝生の造成は、種子の実播と張り芝の2つの方法があります。種子の実播による造成は、とても経済的で美しく仕上げることができますが、芝生の完成までには2~3ヵ月の養生期間を必要とします。一方張り芝による造成は、価格が割高になってしまうため大規模な...
都府県版 草地更新

2.完全更新(都府県版)

除草剤で牧草の生育に影響を与える強害雑草を駆除でき、堆厩肥活用で良質な草地ができあがります。 完全更新は耕運作業が基本です。耕運作業には耕起と砕土があり、土の上層と下層の天地返しによる耕起だけの作業を反転耕起といい、土を細かく砕きながら混ぜ...