
バンカーサイロ

スタックサイロ
- サイロの床面は、雨水が溜まらないように周辺の地盤より高くする。また排汁が流れ出るように取り出し口側を若干低くして傾斜をつける。
- 給餌場や飼料調製庫の位置など作業性を考慮して配置する。また、サイレージ調製時の原料草の搬入のしやすさも考慮する。
- 土砂の混入を避けるために、スタックサイロであればサイロ周辺に、砂や火山灰を敷く。バンカーサイロでは取り出し口の前のエプロンを広くする。
- サイロの向きは、取り出し面が直射日光に当たらないようにする(二次発酵対策)。
- 間口の大きさは、踏圧作業のしやすさを考慮して、踏圧作業機械2台分以上を確保する。
- 詰め込みの高さは、バンカーサイロであれば壁より高くしない。スタックサイロも両脇が十分踏圧出来るような高さにする。また、二次発酵対策として、1日の取り出し厚が十分に確保出来るような高さとする。
- サイロの長さは、調製作業スピードを考えて、出来るだけ1日で密封できるような長さとする。

低いスタックサイロの事例

踏圧が良く、密度が高い

取り出し厚が多いので、二次発酵なし