栄養 ミネラルについて ミネラルは、骨や歯の構成成分として必要なだけではなく、体内pH維持、神経の伝達、細胞の浸透性維持、酵素活性などの重要な働きをしています。<有機微量ミネラル(Organic Trace Mineral)> NRC飼養標準で推奨されているミ... 栄養
栄養 ビタミンについて ビタミンは動物体内で合成されないか、あるいは合成量が不十分なため、飼料から摂取しなければなりません。脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに大別され、脂溶性ビタミンは体内に蓄積されるため、欠乏症は起こしにくいですが、水溶性ビタミンは体内に蓄積されな... 栄養
栄養 血液性状(代謝プロファイル) <代謝プロファイルテスト> 代謝プロファイルテスト(Metabolic Profile Test:MPT)は、約30年前にイギリスのJ.M.Payneらによって提唱された健康状態の診断方法です。摂取した栄養と維持・生産に利用されるもののバラ... 栄養
栄養 食品製造副産物の飼料化 食品工場から排出される食品製造副産物を飼料として利用することは国内飼料利用促進による飼料自給率向上の観点から注目されています。しかし、実際の現場では、 飼料特性や給与量・給与基準がわからない 乳成分が安定しない 価格的メリットがあまりない(... 栄養
栄養 輸入乾草について(Ⅰ) <わが国における乾草輸入量の推移と現状> わが国の酪農において輸入乾草は主要な粗飼料源となっており、近年では、都府県のみならず北海道での利用も増えております。わが国の乾草輸入量の推移を振り返ると、昭和50年度は約4万トンであったのに対し、昭... 栄養
栄養 牛群モニタリング 【牛群モニタリング】 弊社トータルサポート室は全国合計8名で酪農家への飼養管理の技術支援を行っています。その方法としては、モニタリング、データ解析、聞き取り調査を行い牛群の問題点と具体的改善策を提案することです。特に重点を置いているのは乳牛... 栄養
飼料計算 飼料計算で用いられる項目について 現在、飼料計算を実施し、給与した飼料全体を栄養学的に評価する際には、様々な栄養成分がその指標として利用されています。その一部を紹介します。 <水分> 飼料中の『水』の含量。飼料の品質や乾物摂取量に影響します。 <乾物> 飼料成分中の、水分以... 飼料計算
飼料計算 ラップサイレージ、および乾草の乾物給与量の推定 乾物摂取量を把握し、飼料計算を行う上で、粗飼料の乾物摂取量(飼料から水分を除いた量で、1日1頭あたりどのくらい摂取しているか)を推定することは非常に重要です。 きざみサイレージならば、TMRへの混合量にサイレージの乾物率をかけることで、乾物... 飼料計算
飼料給与方法 TMR飼養:栄養管理面の留意点1.事前の情報収集 TMRは・・・、 Total Mixed Rationの頭文字をとった略で、日本語では完全混合飼料と訳されます。“家畜の要求する飼料成分を混合したもので、家畜がそれらの構成成分をより分けて摂取することができないほど十分混合され、いくつかの栄... 飼料給与方法
飼料給与方法 TMR飼養:栄養管理面の留意点2.TMR調製作業のポイント 現状把握、事前情報をもとに設計改善(修正)作業へと移るわけですが、その牛群が抱えている問題点を認識しながら実施することが肝要です。 ①群分け:群管理の重要性 TMRは、1群1頭とみなして設計されるため、群編成いかんによってTMRの栄養濃度は... 飼料給与方法
飼料給与方法 TMR飼養:給与管理面の留意点 1.TMRの給与時間と量、回数 栄養的要素が組み込まれたTMRの設計は、栄養管理面の留意点内容を網羅することでクリアーできますが、その成否はTMRの採食によって決まると言っても過言ではありません。 如何により多くのTMRを採食させるかは、給... 飼料給与方法
飼料給与方法 分離給与における飼料給与の留意点 分離給与とは、繋ぎ飼い牛舎で一般的に行われている、粗飼料と濃厚飼料を別々に給与する飼料給与体系です。近年増えてきている自動給餌機による飼料給与も、分離給与の一つと見なすことができます(飼料を混合して給与するタイプの装置は除く)。ここでは、分... 飼料給与方法