都府県版 飼料用麦類 2.イタリアンライグラスとの混播栽培 飼料用ムギ類はよくイタリアンライグラスと混播して利用されています。いろいろな組み合わせがありますが、ここでは代表的な混播の組合せを記します。(1)夏播きでの混播栽培 夏播きの極早生のエンバクやオオムギにイタリアンライグラスを混播し、年内はム... 都府県版 飼料用麦類
草地更新 5.草地を健全に保つための草地管理の留意点(更新時) 草地の植生を健全に保つ上で最も重要なポイントは、「いかに草地更新を上手に行うか」です。更新時に雑草を上手に抑え、牧草の密度を十分に確保するためのポイントを纏めました。(1)耕起する前に前植生を確実に枯らす 草地更新の対象になるような草地は、... 草地更新
トウモロコシの生育障害 トウモロコシの生育障害 (1)発芽・出芽不良 トウモロコシの発芽や出芽の不良は、低温・旱魃などの気象条件や肥培管理が不適切な場合に発生します。ほとんどの場合は肥培管理で改善できます。(2)養分欠乏・養分過剰症①窒素欠乏 窒素が不足すると淡緑色になり光合成能力が低下... トウモロコシの生育障害
草地管理 1.牧草の刈取り危険帯 (1)刈取り危険帯とは 秋は牧草にとって貯蔵器官に養分を蓄積し、越冬態勢に入る大切な時期です。この大切な時期に牧草を刈取ると、貯蔵養分が十分蓄えられないまま越冬態勢に入るため、凍害や雪腐病による被害を受けやすく、翌春の牧草株数や1番草収量... 草地管理
芝生の造成 3.寒地型芝生の維持管理 芝生管理は、施肥から始まります。施肥をすると生育が促進され、病害罹病の予防になります。施肥をすると草丈が伸びるため、刈取りを行います。芝生は刈取られることで密度が高まり、雑草侵入の予防になります。刈取りをすると養分が少なくなるため、また新た... 芝生の造成
除草剤の利用方法 2.更新時の雑草対策 (1)牧草の播種時期と雑草発生量 牧草の播種は土壌水分が豊富で、雑草が少ない早春や8月中旬~9月上旬ごろに行われるのが一般的です。夏播きは春播きに比べると雑草が少なく、牧草の個体数が多い良好な草地を作ることができます。一方、春播きは夏播きに... 除草剤の利用方法
都府県版 ソルガム類 4.ソルガム(刻みサイレージ利用)の作付け体系 (1)西南暖地①早生品種 イタリアンライグラスの早生~中生品種を4月に収穫後、ソルガムを5月中に播種し、梅雨明け以降に収穫する体系が主となります。早生品種を5月播きすると、7月下旬~8月上旬に出穂し、台風が増える8月後半に入る前に1番草を収... 都府県版 ソルガム類
都府県版 草地更新 2.完全更新(都府県版) 除草剤で牧草の生育に影響を与える強害雑草を駆除でき、堆厩肥活用で良質な草地ができあがります。 完全更新は耕運作業が基本です。耕運作業には耕起と砕土があり、土の上層と下層の天地返しによる耕起だけの作業を反転耕起といい、土を細かく砕きながら混ぜ... 都府県版 草地更新
都府県版 ソルガム類 1.ソルガム類の種類と利用形態 ソルガムはアフリカ原産のイネ科作物で、比較的高温で乾燥した条件を好みます。夏季の高温条件下での生産性が非常に高く、都府県ではトウモロコシや飼料用イネに次ぐ主要な飼料作物です。 ソルガム類はトウモロコシに比べ形態的な変異が幅広く、利用目的に合... 都府県版 ソルガム類
アルファルファの栽培と管理 2.アルファルファ草地の播種時期と雑草対策 (1)播種時期と雑草対策 播種時期は地域により異なりますが、4月下旬から8月一杯が播種可能な期間です。雑草対策の面及び越冬性から考えると、8月頃の播種が適期ですが、土壌凍結が厳しい地域では7月中の播種が推奨されています。春播種は、雑草が落ち... アルファルファの栽培と管理