草地管理 3.地下茎型イネ科雑草「シバムギ」の生育特性と防除方法 シバムギはリードカナリーグラスと並んで草地の強害イネ科雑草に挙げられています。両者とも地下茎により繁殖するため、横に広がることによって除々に草地を優占していきます。更に、草地更新時に機械により根が分断され、増殖する特性を持っています。 リー... 草地管理
草地管理 2.牧草の施肥方法 (1)更新時の施肥 播種時の肥料はリン酸を多めに施用し根の発育を促進させ、窒素、カリは雑草の生育を促進させるために少なめですが、発芽後の生育が緩慢で葉色が淡くなり、病害が発生するようであれば、追肥用の肥料を施用します。更新方法により施肥量や... 草地管理
草地管理 1.牧草の刈取り危険帯 (1)刈取り危険帯とは 秋は牧草にとって貯蔵器官に養分を蓄積し、越冬態勢に入る大切な時期です。この大切な時期に牧草を刈取ると、貯蔵養分が十分蓄えられないまま越冬態勢に入るため、凍害や雪腐病による被害を受けやすく、翌春の牧草株数や1番草収量... 草地管理
草地管理 4.シバムギ以外の地下茎型イネ科雑草の生育特性と見分け方 (1)リードカナリーグラス①分布および利用 ヨーロッパ、北アメリカおよびアジアの温帯に広く自生する多年生イネ科草で、日本においては北海道から九州まで広く分布しています。アメリカ、カナダ、北欧と東欧の一部では品種も育成されており、一部地域で栽... 草地管理