草地更新

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3.採草地の混播例

良質な自給飼料を生産するには草地管理やサイレージ調製の技術が大切ですが、品種の選定や利用目的、栽培条件にあった混播組み合わせを考えることも大切なポイントの一つです。牧草の混播設計は気候条件や利用方法によって様々ですが、当社が推奨する混播例を...
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2.フロストシーディングの試験事例

(1)完全更新 2020年に実施した当社北海道研究農場での完全更新事例をご紹介します。この圃場はこれまでトウモロコシを栽培していましたが、排水性が不良の上、石も多かったため、トウモロコシの収穫後にフロストシーディングにより草地への転換を図り...
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4.牧草の播種時期

(1)北海道における牧草の播種時期 北海道における牧草の播種は、土壌水分が豊富で雑草が少ない早春や8月中旬~9月上旬頃に行われるのが一般的です。最近では春播きよりも1番草収穫後に耕起、整地し、8月~9月にかけて播種する方が多く見受けられます...
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1.フロストシーディング

牧草の播種適期は大きく分けて4~5月までの春播き、8~9月上旬にかけての夏播きがあります。この時期は牧草が発芽・定着しやすく、その後の越冬が可能な時期にあたります。 フロストシーディングは牧草種子の発芽適温より気温が下がり、霜柱(フロスト)...
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5.草地を健全に保つための草地管理の留意点(更新時)

草地の植生を健全に保つ上で最も重要なポイントは、「いかに草地更新を上手に行うか」です。更新時に雑草を上手に抑え、牧草の密度を十分に確保するためのポイントを纏めました。(1)耕起する前に前植生を確実に枯らす 草地更新の対象になるような草地は、...
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6.牧草の競合力と混播組合せ

イネ科牧草とマメ科牧草を混播することで、収量や家畜の栄養バランスがより優れた草地になります。その場合、組合せる草種や品種には注意が必要であり、牧草の競合力のバランスが重要です。組合せを間違えるといずれかの草種が衰退し、その後の裸地の発生や雑...