都府県版 ソルガム類 7.ソルガムのいや地現象 ソルガムの発芽初期に生育障害(いや地現象)が発生することがあります。この障害は1970年頃に南九州地域の黒ぼく土壌地帯(鹿児島県大隈半島および宮崎県南部)での発生が報告されていて、近年、関東地域においても散発的に発生しています。 症例の多く... 都府県版 ソルガム類
芝生の造成 3.寒地型芝生の維持管理 芝生管理は、施肥から始まります。施肥をすると生育が促進され、病害罹病の予防になります。施肥をすると草丈が伸びるため、刈取りを行います。芝生は刈取られることで密度が高まり、雑草侵入の予防になります。刈取りをすると養分が少なくなるため、また新た... 芝生の造成
都府県版 ソルガム類 1.ソルガム類の種類と利用形態 ソルガムはアフリカ原産のイネ科作物で、比較的高温で乾燥した条件を好みます。夏季の高温条件下での生産性が非常に高く、都府県ではトウモロコシや飼料用イネに次ぐ主要な飼料作物です。 ソルガム類はトウモロコシに比べ形態的な変異が幅広く、利用目的に合... 都府県版 ソルガム類
都府県版 飼料用麦類 1.飼料用ムギ類の種類と栽培方法 都府県の秋・冬作用の牧草飼料作物で、イタリアンライグラスに次いで利用が多いのが飼料用ムギ類です。一口にムギ類といっても特性は様々ですので、利用目的に合った種類と品種を選ぶ必要があります。 表 1-1に飼料用ムギ類の種類と秋冬作の代表草種であ... 都府県版 飼料用麦類
草地更新 3.採草地の混播例 良質な自給飼料を生産するには草地管理やサイレージ調製の技術が大切ですが、品種の選定や利用目的、栽培条件にあった混播組み合わせを考えることも大切なポイントの一つです。牧草の混播設計は気候条件や利用方法によって様々ですが、当社が推奨する混播例を... 草地更新
牧草の種類 1.チモシーの特性と品種 チモシーは北海道において最も広く利用されているイネ科牧草です。また、北海道以外では北東北や本州以西の高標高地帯などで主に利用されています。チモシーが北海道で広く利用されている主な理由は、耐寒性が優れ、雪腐病に強く永続性に優れていること、刈り... 牧草の種類
都府県版 ソルガム類 3.スーダングラスの栽培方法 (1)播種時期 平均気温が安定して15℃を超える時期が目安です。概ね東北南部では5月下旬頃から、関東・中部では5月中旬頃から、九州・四国では5月上旬頃から播種することができます。 平均気温が15℃以下になると生育が止まってしまうため、播種期... 都府県版 ソルガム類
アルファルファの栽培と管理 3.アルファルファ草地の刈取り管理 アルファルファは初期生育が遅く、一般草地のように早期に掃除刈りをすると再生できず枯死しやすい草種です。そのために1年目は再生できる養分を蓄えることを重点に、2年目以降は、冠根部の養分の消耗を少なくし、越冬のための養分を十分に貯蔵するように収... アルファルファの栽培と管理
トウモロコシの生育障害 トウモロコシの生育障害 (1)発芽・出芽不良 トウモロコシの発芽や出芽の不良は、低温・旱魃などの気象条件や肥培管理が不適切な場合に発生します。ほとんどの場合は肥培管理で改善できます。(2)養分欠乏・養分過剰症①窒素欠乏 窒素が不足すると淡緑色になり光合成能力が低下... トウモロコシの生育障害