除草剤の利用方法 1.経年草地の雑草対策 (1)経年草地に使用できる除草剤 経年草地の雑草対策は除草剤による処理が中心であり、雑草の種類によっては防除が困難なものもあります。例えばリードカナリーグラスやシバムギなどの地下茎型イネ科雑草が優占した場合は、それらの雑草に対し選択的に効果... 除草剤の利用方法
都府県版 ソルガム類 4.ソルガム(刻みサイレージ利用)の作付け体系 (1)西南暖地①早生品種 イタリアンライグラスの早生~中生品種を4月に収穫後、ソルガムを5月中に播種し、梅雨明け以降に収穫する体系が主となります。早生品種を5月播きすると、7月下旬~8月上旬に出穂し、台風が増える8月後半に入る前に1番草を収... 都府県版 ソルガム類
都府県版 牧草の種類 3.マメ科牧草の特性と栽培(都府県版) マメ科牧草はイネ科牧草に比較してたん白質(窒素)やカルシウム、マグネシウムといったミネラル含量が高く(表 3-1)、良質粗飼料を生産する上で欠かせない草種です。しかし、年間を通じて安定したマメ科割合を維持することが難しいことから、現場では利... 都府県版 牧草の種類
トウモロコシの施肥 2.具体的な施肥設計 北海道では「北海道施肥ガイド」に記載される施肥基準や土壌診断基準に基づいて施肥設計を行います。以下に挙げた例に基づき説明します。- 条件 -(a)十勝中央部の火山灰土、基準収量6,500kg/10a(乾物1,950kg)(b)春に堆厩肥を3... トウモロコシの施肥
草地更新 1.フロストシーディング 牧草の播種適期は大きく分けて4~5月までの春播き、8~9月上旬にかけての夏播きがあります。この時期は牧草が発芽・定着しやすく、その後の越冬が可能な時期にあたります。 フロストシーディングは牧草種子の発芽適温より気温が下がり、霜柱(フロスト)... 草地更新
牧草の種類 6.シロクローバの特性と品種 シロクローバは、本来は中性で肥沃な土壌を好みますが、アカクローバと同様に多少の不良環境でも生育しやすいため、北海道において広く利用されているマメ科牧草の一つです。シロクローバの用途は広く、アカクローバやアルファルファは採草にしか利用されませ... 牧草の種類
牧草の種類 5.アカクローバの特性と品種 アカクローバは越冬性に優れ、アルファルファよりも土壌環境を選ばずに栽培できるため、北海道において広く利用されているマメ科牧草の一つです。利用用途としては、採草目的でチモシーやオーチャードグラスと混播して利用されています。(1)アカクローバの... 牧草の種類
芝生の造成 2.芝生の造成方法 芝生の造成は、種子の実播と張り芝の2つの方法があります。種子の実播による造成は、とても経済的で美しく仕上げることができますが、芝生の完成までには2~3ヵ月の養生期間を必要とします。一方張り芝による造成は、価格が割高になってしまうため大規模な... 芝生の造成
草地更新 5.草地を健全に保つための草地管理の留意点(更新時) 草地の植生を健全に保つ上で最も重要なポイントは、「いかに草地更新を上手に行うか」です。更新時に雑草を上手に抑え、牧草の密度を十分に確保するためのポイントを纏めました。(1)耕起する前に前植生を確実に枯らす 草地更新の対象になるような草地は、... 草地更新