一般

牧草の種類

4.メドウフェスクの特性と品種

メドウフェスクは道東地域を中心に利用されているイネ科牧草です。採草利用の場合、北海道の基幹イネ科牧草のチモシーやオーチャードグラスに比べて年間収量は劣りますが、再生が良好で季節生産性が平準であるため、放牧用の牧草として主に利用されています。...
都府県版 芝生の造成管理

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放牧

1.放牧装置の混播例

放牧地の混播設計は地域の気象条件や放牧地の利用方法(放牧専用地、兼用地、利用回数など)により決める必要があります。各草種の特性一覧を表 1-1に示しました。また、放牧地の混播設計については様々ありますが、当社が推奨する混播例①~③を以下に示...
都府県版 草地更新

3.簡易更新(都府県版)

耕起作業がないためコストと作業時間をセーブし、翌春の1番草収量が維持できます。(1)成功のポイント①強害雑草が少ない圃場を選択します。②2、3番刈りを8月下旬に行い播種前の掃除刈りは省きます。③刈取り直後に播種を行います(既存牧草の再生前に...
繁殖

ホルモン処置による定時授精

発情微弱などの理由から発情発見が難しくなってきた現在、ホルモン処置による人為的制御によって、計画的に人工授精が実施できる技術(定時授精)が普及しつつあります。この方法の原理は、前述図1で示したような卵胞発育ウエーブを任意の時期にリセットし、...
草地更新

6.牧草の競合力と混播組合せ

イネ科牧草とマメ科牧草を混播することで、収量や家畜の栄養バランスがより優れた草地になります。その場合、組合せる草種や品種には注意が必要であり、牧草の競合力のバランスが重要です。組合せを間違えるといずれかの草種が衰退し、その後の裸地の発生や雑...
都府県版 耐湿性作物

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都府県版 ソルガム類

4.ソルガム(刻みサイレージ利用)の作付け体系

(1)西南暖地①早生品種 イタリアンライグラスの早生~中生品種を4月に収穫後、ソルガムを5月中に播種し、梅雨明け以降に収穫する体系が主となります。早生品種を5月播きすると、7月下旬~8月上旬に出穂し、台風が増える8月後半に入る前に1番草を収...
コーンサイレージ

コーンサイレージにおける乳酸菌の役割と使い分け

トウモロコシは飼料作物の中で栄養価や収量性の優れた作物であり、北海道の一部(栽培限界地帯)を除く全国で利用されている作物で、その殆どはサイレージとして給与されています。トウモロコシはサイレージ発酵しやすい作物ですが、発酵品質改善のために多く...
草地更新

5.草地を健全に保つための草地管理の留意点(更新時)

草地の植生を健全に保つ上で最も重要なポイントは、「いかに草地更新を上手に行うか」です。更新時に雑草を上手に抑え、牧草の密度を十分に確保するためのポイントを纏めました。(1)耕起する前に前植生を確実に枯らす 草地更新の対象になるような草地は、...
トウモロコシの除草剤

トウモロコシ除草剤の有効利用について

飼料用トウモロコシの除草剤は大きく土壌処理剤と茎葉処理剤の2つに分けられます。(1)土壌処理剤 土壌に処理層を形成し、発芽してきた雑草の芽に触れることで、雑草を枯らします。また、雑草が発芽する際に種子周辺の水分を吸収しますが、同時に薬剤を吸...
トウモロコシの施肥

2.具体的な施肥設計

北海道では「北海道施肥ガイド」に記載される施肥基準や土壌診断基準に基づいて施肥設計を行います。以下に挙げた例に基づき説明します。- 条件 -(a)十勝中央部の火山灰土、基準収量6,500kg/10a(乾物1,950kg)(b)春に堆厩肥を3...