一般

草地管理

3.地下茎型イネ科雑草「シバムギ」の生育特性と防除方法

シバムギはリードカナリーグラスと並んで草地の強害イネ科雑草に挙げられています。両者とも地下茎により繁殖するため、横に広がることによって除々に草地を優占していきます。更に、草地更新時に機械により根が分断され、増殖する特性を持っています。 リー...
都府県版 ソルガム類

6.トウモロコシとソルガムの混播利用

トウモロコシの早播きの適期に合わせてトウモロコシとソルガムを混播すると、生育に適した温度帯の違いにより、トウモロコシが優先して生育します。夏にトウモロコシを収穫すると、その陰で細々と生育していたソルガムが再生し、秋口に2番草を収穫することが...
草地更新

2.フロストシーディングの試験事例

(1)完全更新 2020年に実施した当社北海道研究農場での完全更新事例をご紹介します。この圃場はこれまでトウモロコシを栽培していましたが、排水性が不良の上、石も多かったため、トウモロコシの収穫後にフロストシーディングにより草地への転換を図り...
都府県版 トウモロコシの病害虫

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都府県版 トウモロコシの栽培

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繁殖

ホルモン処置による定時授精

発情微弱などの理由から発情発見が難しくなってきた現在、ホルモン処置による人為的制御によって、計画的に人工授精が実施できる技術(定時授精)が普及しつつあります。この方法の原理は、前述図1で示したような卵胞発育ウエーブを任意の時期にリセットし、...
アルファルファの栽培と管理

2.アルファルファ草地の播種時期と雑草対策

(1)播種時期と雑草対策 播種時期は地域により異なりますが、4月下旬から8月一杯が播種可能な期間です。雑草対策の面及び越冬性から考えると、8月頃の播種が適期ですが、土壌凍結が厳しい地域では7月中の播種が推奨されています。春播種は、雑草が落ち...
トウモロコシの施肥

1.増減肥の考え方

(1)土壌pHの調整 毎年の化成肥料の施用や雨水により、土壌は酸性化していきます。必要に応じて炭カルなどの石灰質資材でpH矯正をします。 北海道施肥ガイドに記載される基準値はpH5.5~6.5ですが、望ましくはpH6.0~6.5を目標としま...
アルファルファの栽培と管理

4.アルファルファ草地の施肥方法

アルファルファは根粒菌を着生させ、窒素は根粒菌から供給されますので、アルファルファの混生割合が70%以上の草地は窒素が必要なく、リン酸とカリだけで十分栽培できます。アルファルファ草地に対する施肥標準も北海道から示されています。造成・更新時の...
牧草の種類

1.チモシーの特性と品種

チモシーは北海道において最も広く利用されているイネ科牧草です。また、北海道以外では北東北や本州以西の高標高地帯などで主に利用されています。チモシーが北海道で広く利用されている主な理由は、耐寒性が優れ、雪腐病に強く永続性に優れていること、刈り...
草地更新

6.牧草の競合力と混播組合せ

イネ科牧草とマメ科牧草を混播することで、収量や家畜の栄養バランスがより優れた草地になります。その場合、組合せる草種や品種には注意が必要であり、牧草の競合力のバランスが重要です。組合せを間違えるといずれかの草種が衰退し、その後の裸地の発生や雑...
トウモロコシの播種

2.播種期と注意点

(1)播種期①平均気温が10℃を超えて以降、地温10℃以上を目安とします。②播種適期に入ったらできるだけ早く播種します。北海道では早くて5月上旬、できれば中旬までには終了させます。③適期播種は多収と根張りが良くなるため倒伏の防止に繋がります...