草地更新 4.牧草の播種時期 (1)北海道における牧草の播種時期 北海道における牧草の播種は、土壌水分が豊富で雑草が少ない早春や8月中旬~9月上旬頃に行われるのが一般的です。最近では春播きよりも1番草収穫後に耕起、整地し、8月~9月にかけて播種する方が多く見受けられます... 草地更新
都府県版 牧草の種類 1.オーチャードグラスの特性と栽培(都府県版) 都府県の永年草地で利用されるオーチャードグラスは、チモシーと比較して刈遅れると嗜好性は劣るものの、夏の暑さに強く再生が旺盛なことから、採草地では重要な草種です。 オーチャードグラスの栽培で重要なことは耐病性と越夏性に優れる品種を選定すること... 都府県版 牧草の種類
草地更新 2.フロストシーディングの試験事例 (1)完全更新 2020年に実施した当社北海道研究農場での完全更新事例をご紹介します。この圃場はこれまでトウモロコシを栽培していましたが、排水性が不良の上、石も多かったため、トウモロコシの収穫後にフロストシーディングにより草地への転換を図り... 草地更新
アルファルファの栽培と管理 3.アルファルファ草地の刈取り管理 アルファルファは初期生育が遅く、一般草地のように早期に掃除刈りをすると再生できず枯死しやすい草種です。そのために1年目は再生できる養分を蓄えることを重点に、2年目以降は、冠根部の養分の消耗を少なくし、越冬のための養分を十分に貯蔵するように収... アルファルファの栽培と管理
牧草の種類 4.メドウフェスクの特性と品種 メドウフェスクは道東地域を中心に利用されているイネ科牧草です。採草利用の場合、北海道の基幹イネ科牧草のチモシーやオーチャードグラスに比べて年間収量は劣りますが、再生が良好で季節生産性が平準であるため、放牧用の牧草として主に利用されています。... 牧草の種類
除草剤の利用方法 1.経年草地の雑草対策 (1)経年草地に使用できる除草剤 経年草地の雑草対策は除草剤による処理が中心であり、雑草の種類によっては防除が困難なものもあります。例えばリードカナリーグラスやシバムギなどの地下茎型イネ科雑草が優占した場合は、それらの雑草に対し選択的に効果... 除草剤の利用方法
草地更新 6.牧草の競合力と混播組合せ イネ科牧草とマメ科牧草を混播することで、収量や家畜の栄養バランスがより優れた草地になります。その場合、組合せる草種や品種には注意が必要であり、牧草の競合力のバランスが重要です。組合せを間違えるといずれかの草種が衰退し、その後の裸地の発生や雑... 草地更新
牧草の種類 1.チモシーの特性と品種 チモシーは北海道において最も広く利用されているイネ科牧草です。また、北海道以外では北東北や本州以西の高標高地帯などで主に利用されています。チモシーが北海道で広く利用されている主な理由は、耐寒性が優れ、雪腐病に強く永続性に優れていること、刈り... 牧草の種類
芝生の造成 2.芝生の造成方法 芝生の造成は、種子の実播と張り芝の2つの方法があります。種子の実播による造成は、とても経済的で美しく仕上げることができますが、芝生の完成までには2~3ヵ月の養生期間を必要とします。一方張り芝による造成は、価格が割高になってしまうため大規模な... 芝生の造成
都府県版 牧草の種類 4.アルファルファの利用方法と栽培(都府県版) (1)アルファルファの利用方法①単播で利用する場合 アルファルファは肥沃で排水が良く、かつ、アルカリ性の土壌を好みます。播種前に土壌分析を行い、必要に応じて土壌改良を行います。また、播種後の雑草との競合を最小限に抑えるためにグリホサート系の... 都府県版 牧草の種類
放牧 1.放牧装置の混播例 放牧地の混播設計は地域の気象条件や放牧地の利用方法(放牧専用地、兼用地、利用回数など)により決める必要があります。各草種の特性一覧を表 1-1に示しました。また、放牧地の混播設計については様々ありますが、当社が推奨する混播例①~③を以下に示... 放牧
都府県版 草地更新 3.簡易更新(都府県版) 耕起作業がないためコストと作業時間をセーブし、翌春の1番草収量が維持できます。(1)成功のポイント①強害雑草が少ない圃場を選択します。②2、3番刈りを8月下旬に行い播種前の掃除刈りは省きます。③刈取り直後に播種を行います(既存牧草の再生前に... 都府県版 草地更新