肥料・資材 肥料の成分とハ゛ランス ○ちゃんと意味がある3要素のバランス 作物の施肥量や化成肥料の銘柄には良く3つの数字が使われることがあります。これはご存知の通りその肥料の窒素,リン,カリウムの成分量にちなんだ数字が並べられています。しかし,この数値や成分量は3要素全て... 肥料・資材
土壌分析 土壌のpH 土壌の酸度の指標です。厳密には3種類のpHの方法が存在しますが,一般的な土壌のpHはpH(H2O)で表示します。通常の作物では5.5~6.5程度で生育が良くことから,5.5~6.5が目安とされます。しかし,日本の土壌は酸性を示すものが多く,... 土壌分析
栄養 乳成分について 大まかな乳成分は、下図のようになります。<飼料から乳脂肪へ> 繊維質、糖およびでんぷんから、ルーメン発酵により酢酸、酪酸が合成されます。酢酸、酪酸はルーメン内で吸収され肝臓に貯えられ、乳腺で乳脂肪が合成されます。また、体蓄積された脂肪も... 栄養
粗飼料分析 平成21年産道内トウモロコシサイレージの傾向(速報) 標記の内容について1月末までの結果をまとめました。日々の仕事等に役立てて頂ければと思います。21年産トウモロコシサイレージは、分析結果より考察すると下記のようなポイントがありそうです。○ 水分、ADFが若干高め、粗脂肪が低い傾向にある○ A... 粗飼料分析
土壌分析 土壌の中のリン酸(植物が食べるリン酸,土が食べるリン酸) 有効態リン酸(植物が食べるリン酸) 植物が利用可能なリン酸の指標として使われます。しかし,この有効態リン酸にはトルオーグ法,ブレイ2法,オルセン法の3つの代表的な方法が存在します。同じ土壌でも出てくる結果が大きく異なる場合があるので使い分... 土壌分析
粗飼料分析 平成20年産道内粗飼料の傾向(速報) 平成20年産道内粗飼料の傾向(速報) 6月~7月にかけて収集した青草の結果をまとめました。青草の結果となりますが,今秋開封されるサイレージ成分の予測などに役立てて頂ければと思います。20年産1番草については分析結果より下記のようなポイントが... 粗飼料分析
飼料給与方法 TMRへの加水について TMRの中から濃厚飼料を選び食いすると、牛は亜急性ルーメンアシドーシスとなり、毛ヅヤの悪化、蹄病の発生、乳脂肪率の低下、乾物摂取量の低下、飼料効率の低下などの問題が発生します。ここでは、TMRの選び食いを防止するための取組の1つとして、加水... 飼料給与方法
土壌性質 土の色と有機物、鉄 土壌の色といえば黒,褐,黄,赤,灰,青,白などの色を組合せたものが存在します。世界で最良の土壌であるチェルノーゼムや火山灰黒ボク土壌は黒~暗色です。その他にも赤い土壌,黄色に近い土壌,灰色の土壌等があります。同じ土壌ですが何が違うのでしょう... 土壌性質
粗飼料分析 粗飼料分析について 粗飼料分析は長沼にある北海道研究農場にておこなっています。お客様から頂いた分析用サンプルは営業所を通じて北海道研究農場へ送られます。そこでは下記の様なフローで分析が進められます。チモシーやオーチャードを主体とした乾草,サイレージ,ラップサイ... 粗飼料分析
糞尿活用の利点・欠点 家畜糞尿で見込める肥料成分 家畜糞尿の有効利用と聞いて誰もが第一に挙げるのが「堆肥やスラリーを減肥や土壌改良を目的に施用する」と答えるでしょう。このよう排泄された家畜糞尿の中には牧草が必要な肥料成分が含まれています。しかし、牧草が堆肥やスラリーに含まれている成分を利用... 糞尿活用の利点・欠点